皆さんがこの記事を読まれている頃にはリリースされているかもしれません。
SubPhatty Editorのクローズドベータテストは既に完了し、Editorに対応したfirmware v2.0の準備も出来ているそうです。
EditorのVST版はもちろんx64対応! (x86版も別途用意されますのでご安心下さい)
現在(正確には8月30日)はブートローダーで見付かったバグに対処している状態だそうで、うまくいけば今週中(~9月7日)には公式リリースされるそうです。
下の写真はVSTプラグインバージョンのSub Phatty Editorを起動した所です。
これで、フィルターのポール数変更等、ボタンとキーボードの組み合わせで変更可能なパラメータにも簡単にアクセス出来ますし、DAW上でのトータルリコールも可能になりますね。
さて、このSub Phattyですが…音が凄いです。超ぱないです。
Phattyシリーズの設計を根本から見直し、新たに生まれ変わった回路にはmultidrive機能が加わり、minimoog Model-Dの歪特性を再現しているそうです。
このmultidriveをMAXにした時の歪は大変音楽的な”汚れ”を感じる事が出来ます。
あくまで個人的な感想ですが、3VCOのminimoog Voyagerよりも明らかに音が野太く鋭いんです。
Sub Phattyと比べてしまうと、Voyagerはフィルターが開ききらないようなサウンドと言いましょうか。(実際に仕様上開ききらないんでしたっけ)
近いうちにボカロを使った新曲でその暑苦しい音を披露出来るかなと。
最後に…
以前Instagramの動画機能を使ってアップロードした、multidriveバリハリのMoog Sub Phattyサウンドがこちら。
エフェクト一切無しのダイレクトサウンドです。ノーマライズすらしてないので、音が小さいかも。