トム・オーバーハイム氏のオーバーハイムエレクトロニクス社から1979年にリリースされた名機”Oberheim OB-X”
これををシミュレートしたソフトシンセが登場! その名も”sonicprojects OP-X”
SonicProjectsという会社からリリースされたのですが、初めて聞く会社です。
しかしページを見るとVer2.0と書いてある。前からあったのか。
ソフトシンセは数あれど、オーバーハイム製品のシミュレートを謳った物はほとんど見かけません。
ANSWERでたまたまオーバーハイムの話を聞いた後だったりしてタイムリー!
WEBにDEMO版があったので早速チェックしてみました。
んー、どーなんでしょう? 現物の音聞いたことないから判んないや(笑)
TOTOのブラスサウンドはXpanderでしたっけ? JUMPのあの音みたいに滲みも感じられないんですが…似てるのかなぁ(^^;
エンベローブが早いのか音の立ち上がりはブリッっとしてて良さげ。
問題は高音のエイリアスノイズか。キャラと捉えれば退廃的なカッコよさとも感じられる音。好きかも。
でもオーバーハイムじゃ無いような気が…普通に個性的なソフトシンセ。
プロダクトページを見るとNative Instruments Reaktor5版がある。
という事はReaktorで作られたのかな? いや、まだNative Instruments社は外部デベロッパーにReaktorのSDKを提供していないはず…してるのかな?
いつかは欲しいオーバハイムサウンド。
ヤフオクで比較的低価格且つよく見かけるMatrix6/6R(86年)、Matrix1000(通称マトセン:97年)はトム氏がオーバーハイムを去った後の製品なんですよね。
現在権利を持つギブソンはOB・12なんてDSPベースのハードシンセを出してましたが評価を全く聞かないし…あの音が納得出来る音質で復刻される日はくるのか? SonicProjects社の動向には注目してしまいます。
ま、そろそろArturia社がやってくれそうな気もしますが。
sonicprojects OP-X
http://www.sonicprojects.ch/obx/welcome.html