現在メインで使用しているPC性能のおかげで負荷分散をする意味が無くなり、GigaStudio専用マシンを起動する機会は極端に減っています。
とは言ってもGigaStudioは(個人的に)HALionやKONTAKTに比べファイルブラウジングに優れている上、変換したAKAIライブラリも大量に入っています。
常用する程でも無いので失敗しても痛くないし…いまさらGigaStudio2.54を安定動作事例の少ない(?)WindowsXP上で動かしてみました。
98SEと違ってRAM1G使えるようにするのが狙いでもあります。
GigaStudio2.54を安定動作事例の少ないXP上で…
動かすマシンはこんな感じです。
- Pentium4 2.53GHz
- ASUS P4PE
- 1GB RAM
- M-Audio Audiophile2496
- WindowsXP SP2
- HD : OS用160G
- HD : ライブラリ用160G
HDからのストリーミングパフォーマンスを最大限有効にする為、以下のように接続。
・HDコネクタのプライマリマスターにOS用160G、スレーブにDVD-RAMドライブ
・HDコネクタのセカンダリマスターにライブラリ用160G
このように通常とは異なる接続をしています。
数世代前の構成ですがGigaStudioには十分過ぎるスペックかと。
- システムの設定
コントロールパネル→システム→詳細設定タブ→パフォーマンス設定→詳細設定タブ
下のようにプロセッサはバックグラウンド優先、メモリ使用量はプログラム優先にします。
メモリ使用量をプログラム優先にしないとメモリ使用量25パーセント以上でGigaStudioがエラーを吐くようになってしまいますのでご注意を。
※GigaStudioのインストーラはXPに対応していない場合があり、その場合98SE上でインストールした後、OSをXPへアップデートする必要があります。詳細は状況によって異なりますのでタスカムのサポートへ。
オーディオインターフェイスとGigaStudioの設定
■ M-Audio Audiophile2496の設定
- 44.1kHz 24bit
- Buffer 256 sample(レイテンシーは5m)
- S/PDIF入力からクロックを受けるスレーブ
■ GigaStudio2.54の設定
- 発音数160ボイス(MAX)
- S/PDIF出力使用
- Buffer1MB
あっさりと動いた!
そもそも使用者が少ないのか…安定動作事例の少ないWindowsXP上での動作ですが、ご覧の通り問題なく動作しました。
メモリ95パーセント使用した状態で160ボイス発音。ノイズも無く良好です。
CPUについてはパワーを持て余す程…という結果になりました。
まだまだGigaStudioは現役で使えそうです。