まずは上の動画をご覧頂ければと!
元がこちらで…
改造後がこちら。かなり好みのデザインになりました。
今回の改造ポイントは3つあります。
1.LEDを換装して緑を徹底排除
2.緑枠をマットブラック塗装
3.SynthGraphicsオーバーレイシートの貼り付け
LEDの換装は敷居が高いですが、大丈夫です!
良い業者さんがあるんですよ!
順に解説していきますね。
1.LEDを換装して緑を徹底排除
LEDは下に掲載した写真の通り、表面実装となっており、
かなーり敷居が高いのですが…
(クリックで大きい写真が見れます)
個人で換装するのはキケンなレベル…。
そこで良い業者さんを見つけちゃいました!
こちら↓
ゴッドはんだ 株式会社ノセ精機
http://www.noseseiki.com/
色々なサービスがありますが、
今回はこちら「LED交換手術(LED打ち替え)」
http://www.noseseiki.com/drhanda/led.html
表面実装LEDでも顕微鏡を使って換装をしてくれます。
今回、下記LED箇所を換装してもらいました。
オレンジLED40個、ホワイトLED26個、合計66個です。
注意点として教えて頂いたことがありまして…
白、青系のLEDは昔は無かった色で、最近開発されましたが、VF値が 3.2~3.6Vと高い電圧が必要。
対して、昔からある緑、オレンジ、黄色、赤のLEDは、VF値が 2.0~2.2Vで点灯する。
このため、白、青は基板の回路構成によっては電圧不足で点灯しない場合がある。
実機にLEDを実装してみて点灯するかどうか確認する必要があります。
とのこと。
今回SCATTERダイアルに指定したオレンジLEDの光が若干弱かったため、
出来れば更にVF値の低いLEDを選ぶのも良いかもしれません。
全く同じ構成で依頼をしたい場合は、上の画像をそのまま使ってもらって構いません。
自由にお使いください。
さて気になるお値段は…
掲載許可は頂いていますのでお見せしちゃいます。
こんな感じでした。
個数、構成によって変わりますので、一旦希望構成でのお見積りをお願いします。
2.緑枠をマットブラック塗装
せっかくLEDを換装しても、緑枠が残っているとカラーバランスが変ですよね。
気合で塗装してしまいました。
ムラになりにくく、こすれや衝撃にも強い塗装を!
という事で選んだのがこの2つ。
シリコンオフは脱脂作業用。
これをしておかないと塗装が載りにくかったり、ハゲてしまったりします。
(これの代わりに中性洗剤で洗うのでも良いかと)
ブラックスチール スプレーはモデルガン用の塗料。
とにかく強い! 乾くとマットに変わるので分かりやすい!
数秒で指触乾燥し、さらに24時間で完全硬化。
完全硬化後はブローバックの衝撃でも、摩擦面がはがれることは無いそうです。
ムラになりにくいので、スプレーが苦手な人でも大丈夫。
私でも簡単に塗装できました。
塗装時の注意点としては、ディスプレイ部分です。
ここにスプレーがかからないよう、きちんとマスキングしておきましょう。
3でご紹介するSynthGraphicsオーバーレイシートを貼る前提でしたら、ディスプレイ部分以外マスキングしなくても良いと思います。
ブラックスチール スプレーは有害なので必ずマスク着用で。
出来れば目を保護するものもあった方が良いかもです。
3.SynthGraphicsオーバーレイシートの貼り付け
こちらから購入できます。
よく売り切れたりしますので、手に入るときに買っておきましょう。
販売完了になることもありますよ。
素材はMOOGやDave Smith Instrumentsがパネル面に使用しているシールと同じ。
程良くザラついていて、高級感があります。
SynthGraphics.com
http://www.synthgraphics.com/Roland-TR8-TR808-TR909.html
これで完成です。
LEDさえ業者さんに頼んでしまえば簡単ですね。