1963年8月28日「京王技研工業株式会社」創業。
現社名は「京王-オルガン」? →「KEIO-ORGAN」?→「K-ORG」!?→「KORG」!!!
リズム・ボックス「ドンカマチック」を開発し「ドンカマ」という単語を現在にまで残している。
その後PCMシンセサイザー「M-1」の開発で世界に名を轟かす。
キース・エマーソンと仲良しな会社。X-2、3の広告はエマーソンとその息子アーロンだったが・・
X-5 は「千葉 麗子」だった!!!  最高! ラブリーKORG!!

official WWW Homepage → http://www.korg.co.jp/


WAVESTATION SR

☆音源方式
PCM音源

☆同時発音数
32ボイス

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
完全独立2系統、55の種類の中にはボコーダーまで入ってますが・・
WAVESTATION A/D じゃないとあまり意味ないかも。
ちなみにA/Dは外部音声にエフェクトが掛けれるだけでサンプリングは出来ません。

☆内蔵波形、プリセットの傾向
初代WAVESTATIONではマテリアル的な396波形しか入ってませんでしたが、
SR、A/DではM1でおなじみの「Magic Organ」やドラム等合計515波形入ってます。
WaveSequencesを使ったプログラムは唯一無二でしょう、
あえて近い音が出せるシンセといえば、ENSONIQ TSシリーズのハイパーウェーブを
使用した音、KAWAI K5000等ですかね。

☆エディットの自由度と可能性
凄いです。言うならば波形のアニメーションが出来るのですから!
「シャ」+「キーン」=「シャキーン」とか、同じ波形を繋ぎ音程を変えるとか・・。

☆拡張性
01/W用の波形カードが使用可能(SR用としても売ってます)、
SR以外は容量の少なめな専用波形カード。

☆あなたにとっての長所
あのデイブ・スミスが設計している! しかも音! けっして「美しい」わけでは無いが、
Analogライクな中低音は超独特、歪む(内部で歪んでるのか?)ように太いです。

☆あなたにとっての短所
個性有り過ぎなので普段あまり使えない、結構ちまたで使い倒されてるので
目新しさに欠けるか・・・。もこもこしてるし(??)

☆その他特記事項
EL.P「イン・ザ・ホットシート」の「Street War」の出だしはROM11-8 Sandman
92年ツアー、リボンパフォーマンス前の上昇音はRAM2-12 Glider ですよ。


Prophecy

☆音源方式
DSP音源 MOSS(Multi-Oscillator Synthesis System)

☆同時発音数
1ボイス (2オシレータ+サプオシレーター+ノイズジェネレータ)

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
7種類の中から組み合わさったルーティングを1系統、かなりベーシック。

☆内蔵波形、プリセットの傾向
DSPなので波形は無いが、以下の音源タイプが内蔵。

1.Standard OSC + Standard OSC、Comb Filter OSC、VPM OSC、Modulation OSC
2.Comb Filter OSC + Comb Filter OSC、VPM OSC、Modulation OSC
3.VPM OSC + VPM OSC 、Modulation OSC
4.Brass OSC
5.Reed OSC
6.Pluck OSC

MOOGのパクリからARP等の古株、未知のFX系まで結構楽しめる。

☆エディットの自由度と可能性
本体では難儀します。ノブがあっても ボタンがダブル・ファンクションなんですよねぇ。
フィルターやシンクはイジリがいがあります。あとアルペジェーターも。

☆拡張性
プログラムを追加するRAMカード有り。

☆あなたにとっての長所
MOOGベース等、かなりシュミレーションでき、フィルターとレゾナンスはかなりイケてます。
これでしか出せない音が多数あります。

☆あなたにとっての短所
エディットが難しい、今どき1ボイスはキツイ。
ノブを回しても設定値の上を通らないと可変し始めない。(人によっては長所かな?)
もちろんコントロールチェンジ送ればすぐ変わります。

☆その他特記事項
JP8000やN.Leadとかなりキャラクターが違います。どちらかと言えばAN1xに近いスタンス。


TRINITY pro

☆音源方式
PCM音源(ACCESS) 48kHz + DSP音源(MOSS)

☆同時発音数
32ボイス+ DSP音源1ボイス

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
最大8系統同時使用可能。
●Master Effect 2系統 = 14種類センドリターン形式のモノ・イン、ステレオ・アウト
...リバーブやコーラスがメイン。
●Insert Effect 最大8系統(8サイズ分) = 100種類、
サイズ1の物は8個、サイズ2は4個、サイズ4は2個使用可能といった具合。
...ダイナミクス系やモジュレータ系等。

☆内蔵波形、プリセットの傾向
24M Bytes374 波形には01/Wを踏まえた物もあるが、すべて一新されている。
比較的ベーシックでおとなしいプリセットが多い。

☆エディットの自由度と可能性
タッチビュー(銀行のATMと同じ)は無敵! エデットしやすさも手伝ってかゆい所まで手が届きます。
フィルターは01/wと別物、レゾナンスがバッチリ効くので積極的に使えます。

☆拡張性
サンプル・プレイバック(AKAIも読めます)機能、
ハードディスク・レコーディング機能、SCSI端子、デジタル・イン・アウト追加可能。
6ボイスMOSSボード追加可能。

☆あなたにとっての長所
これを買うと他のシンセに目移りしなくなる! 音質、音色、太さ、ヌケは文句無し。
音以外にお金かけるなんて・・・タッチビューはKORGの英断ですね!!!

☆あなたにとっての短所
ポルタメントが無い! (MOSSは出来るが)
16ch分のマルチティンバーがバックアップされない! エフェクト設定どおするのよ!
コンビネーション・モードはもちろんバックアップされるが8chじゃあねぇ。

☆その他特記事項
ELPの限定オフィシャル物「Live In Poland」トラック7「Take A Pebble」のベル等がTRINITY。
このCDを含む97ツアーにTRINITYは同行してます。


G-4 TONE WORKS (Rotary Speaker Simulator)

☆音源方式
エフェクターなので音源無し

☆同時発音数
---

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
IPEシステム採用。ロータリー・スピーカー・キャビネットに向け2本のマイクを設置し、
スピーカーからの再生音をステレオ収録した場合の音響効果を、音の広がりやうねり、
トレモロ感までも含めて忠実に再現。(マニュアル抜粋)
若干アタックが潰れるような感じもするが、ローターの回転感や歪み具合は良い。

☆内蔵波形、プリセットの傾向
---

☆エディットの自由度と可能性
ローターを回転(あるいは停止)させる為の勢い、ホーンの回転速度、
ホーンとローターの音量バランス、マイクの位置(角度や距離)、歪みが設定出来る。

☆拡張性
---

☆あなたにとっての長所
安い!  この価格でTRINITYとほぼ同じロータリー・シュミレートが他のシンセに使用出来る。

☆あなたにとっての短所
10万クラスのエフェクターと比較するとさすがに辛い。

☆その他特記事項
ハコ鳴りもシュミレート出来ます。


01/W pro

☆音源方式
PCM音源 44.1kHz

☆同時発音数
32ボイス

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
最大2系統同時使用可能。
Reverb×9・Reflection×3・Delay×6・Chorus×6・Flanger×3
Exciter×2・Distortion×2・Phaser×2・Rotary Speaker・Auto Pan・Tremolo等。

☆内蔵波形、プリセットの傾向
01/Wの254波形にクラシック向きのPiano、
ドラム波形にTom・ブラシ・ギロ・Quicaを追加。
即戦力になるベーシックなプリセット。
KORGのお家芸であるブラスはキース・エマーソン愛用。
「展覧会の絵」風フルパイプ・チャーチ・オルガンは鳥肌たちます。

☆エディットの自由度と可能性
レゾナンスの無いフィルター等、あまり自由度はないが、一つだけ独特の機能があります。
それは「ウェーブシェイピング機能」といいます。
この働きは・・・たとえると、
あなたの前に鏡が有るとします。スベスベの鏡には忠実な姿が映りますが、
曲がっていたり、穴があいていると映りが変わりますよね、これがウェーブシェイピングです。
任意の内蔵波形を様々な鏡(Table)を通過させ、加工する。という事なんです。
効果は倍音が増えたり、レゾナンス成分が加わったりします。
実際のシェイプ音を聴きたい方は、EL.P「ライブ・アット・ロイヤルアルバートホール」
トラック2、「TARKUS」の3分42秒〜4分27秒 を聴いて下さい。(買ってね! )
この音はなんとオルガンの波形をシェイプした物なんですよ!
ちなみに薄くJD-800のポルタメント音とWAVESTATIONのベルが混ぜてありますので・・御参考まで。

☆拡張性
波形カード各種有り。エスニック・カードのデモを本サイト管理者が所持しています。
聴いてみたい方はメールにてどうぞ。

☆あなたにとっての長所
キース・エマーソンが使ってる!  92年ツアーはMoog3Cの前や黒B-3の上にあった!
キャンペーン中に買うと「エマーソン・ディスク」が貰える!!!
KORG伝統の太い音、ピアノ、ブラスは最高っす!

☆あなたにとっての短所
こちらもデジタル・コルグ伝統(?)のポルタメント無し、良いCPU積んでくれ!
更にバックアップできるコンビネーションは8ch・・・・Trinityの項参照。

☆その他特記事項
広告のイメージ・キャラはキース・エマーソンだった。
「エマーソン・ディスク」の内容は現KORG会長「加藤さん」のテーマ。カッコイイです。



Korg-770

☆音源方式
アナログ

☆同時発音数
1ボイス 2VCO

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
無し

☆内蔵波形、プリセットの傾向
SAW4種類+CHORUS+外部イン、スケール・ノイズ、ピンク・ノイズ、ホワイト・ノイズ。

☆エディットの自由度と可能性
ローパス・ハイパス・フィルター、発振しないレゾナンス、リング・モジュレーション、
VCO・LFOモジュレーション、ポルタメント・スピード等。結構多機能。
さすがにアナログ、音は太い。


☆拡張性
外部オーディオ・インプット有り。

☆あなたにとっての長所
ルックス抜群!!
アナログ・シンセならではの音、
デジタルと違いピッチのUP・DOWNに段階が無い。

☆あなたにとっての短所
一時間位たたないとピッチが安定しない。
MIDI未対応。

☆その他特記事項
キース・エマーソンが音楽監督を勤めた角川アニメ映画「幻魔大戦」に使用された。
現在CDにて再発されている。


MS-50

☆音源方式
VCO(アナログ)

☆同時発音数
1ボイス

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
なし

☆内蔵波形、プリセットの傾向
なし(笑)

☆エディットの自由度と可能性
アナログで、コードでパッチングするやつだから、無限??

☆拡張性
シグナル・プロセッサで、外部からの操作が可能

☆あなたにとっての長所
中古屋で一万円!即GETしかないっしょ(笑)。長所か?これ。

☆あなたにとっての短所
一度壊れて、音が変わった事(T_T)。詳しくは、下に。

☆その他特記事項
一度壊れたんですよ。VCOが壊れたって察しがついたんで、
その事を伝えてから、KORGに修理に出したんですよ。
案の定、パーツがないって事で、そのまま帰って来ました。
で、注意深く症状をチェックしてみる事に。

症状1.音が出ない。
症状2.でも、耳をすますと、かすかにノコギリ波の音がする。

ゆえに、発振回路は生きていて、増幅回路が異常と判断。(なんて安直な)
そこで、根性で分解して、基板にくっついてるオペアンプICの型番をチェック。
なんと、現在でも製造している、その筋では有名なICでしたとさ。
あれ、パーツ無いんじゃなかったの??KORGさーん。(笑)
で、早速パーツ屋に走って、ICを購入。
入れ替えただけで、見事復活!
でも、音が変わっちゃったのです。昔のウォームな音じゃなくなった。
ICの製造会社の違いもあるんだろうけど、こんなに音が違うとは。
KORG、ひょっとしてこの事を見越して・・・あなどれん。

☆投稿して下さった方


M3R

☆音源方式
PCM

☆同時発音数
DXにつないでいるので7音

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
korgお得意のスプリットだの重音だのはでません。
effectとしてはロータリーが何とか。(ただしslowfastの切り替えがめんどくさい)

☆内蔵波形、プリセットの傾向
ローズと生ピの音しか使っていません。ライブ用に持って歩いてます。
つなぐアンプによる相性があり、
フェンダーのアンプ(ワット数のでかいモノかベースアンプ)だとよくひずんだ音がでます。

☆エディットの自由度と可能性
かなり自由なのですが、メモリカードは今や市販されておらず、作ってもセーブできません。

☆拡張性
一応パソコンにはつなげるようです。

☆あなたにとっての長所
ライブハウスにどんなぼさいキーボードがあってもMIDIでつなげばそれなりの音を出してくれる。
もって歩きやすい。

☆あなたにとっての短所
ライブ時の瞬間的な音の切り替えに対応できない。
(売り出した頃はコントローラーが別売りになっており
これを使えば瞬時に切り替えられるとのことだったが、金が無くて買えなかった。)

☆その他特記事項
音を重ねることに執念を燃やすことにかけてはkorgは他のメーカーの追随を許さないモノがあります。
あの今はつぶれてしまったmoogにもっとも近い音がでるような気がします。

☆投稿して下さった方


MONO/POLY

☆音源方式
アナログ

☆同時発音数
1 or 4ボイス

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
.

☆内蔵波形、プリセットの傾向
鋸波・矩形波・PWM

☆エディットの自由度と可能性
POLY6と同じようなデザイン。基本はモノシンセ。
OSCが4つあり、モジュレーションの幅もわりと広い。

☆拡張性
音色のセーブはできない。

☆あなたにとっての長所
とにかく音がいい。厚い。モジュレーションもいい。POLY6より全然いい音はでる、が、基本はモノシンセ。
ポリモードはインチキ臭いが趣があってよろしい。CV/GATEも付いてるから打ち込みも出来る。
フィルターはSSM。何より小さくてカッコイイ。

☆あなたにとっての短所
特にない。

☆その他特記事項
個人的には超お勧めシンセ。コルグの傑作の中の一つだと思っている。
デザインは・・・趣味の別れるところで、嫌いな人は凄くキライらしい。

☆投稿して下さった方


POLY6

☆音源方式
アナログ

☆同時発音数
6ボイス

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
アナログコーラス・ディレイ
楽器内臓型ではかなりいいものでは、基盤の面積ではシンセ部分よりデカイ。

☆内蔵波形、プリセットの傾向
鋸波・矩形波・PWM

☆エディットの自由度と可能性
エディットの自由度はあまり高くないが、クロスモジュレーションは使える。

☆拡張性
カセットインターフェース付き。改造するとメモリーがふえる。

☆あなたにとっての長所
コルグ傑作のアナログシンセといわれているだけあっていい音がする。
フィルターはSSM。ローランド系のCESに比べるとポールのずれた感じの荒い音だがそこが味。
プロフェット5のREV2に通じる物がある。
OSCは独特な音。その秘密は・・MSシリーズと同じタイプのオシレータだから。
エフェクターは豪華(な作り)

☆あなたにとっての短所
MIDIが無い。(改造すれば付くが・・・高い)OSCが一系統しかない。
内部的な話では、バックアップ用の電池が液漏しやすく、ほおっておくとCPUボードが腐る(手に負えない)

☆その他特記事項
構成はJUNO106と同じ感じだが音はこちらの方が厚い(と思う)
デザインは趣味の別れるところ。MIDI無のため、打ち込み専門の人にはXかも・・

☆投稿して下さった方


POLY61

☆音源方式
アナログ

☆同時発音数
6ボイス

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
なし

☆内蔵波形、プリセットの傾向
鋸波・矩形波・PWM

☆エディットの自由度と可能性
EGが一系等しかない。モジュレーションもあまりできない。
2ポールでフィルターの切れも悪いし、レゾナンス発振もしない。

☆拡張性
カセットインターフェース付き

☆あなたにとっての長所
ストリングスや、PADに使うとかなり気もちいい。
個人的には、嘘っぽいピアノや、チェンバロ系の音もいい感じの音。
2ポールの切れないフィルターじゃないとでない独特の音。
また、外部同期できるアルペジエーターが付いていてよい。

☆あなたにとっての短所
ボディーが木だから重い。MIDIが無い。使える音色の幅は狭い。
スライダーが無いからエディットは異様に面倒。

☆その他特記事項
はっきり言って人気がない。個人的には好きだけど、キライな人が多い。
買う場合は良く音を聞いて気に入らない場合は止めた方が無難。
でも、シャリシャリしてる音が好きな人はいいかも知れない・・

☆投稿して下さった方


MS10

☆音源方式
アナログ

☆同時発音数
1ボイス

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
なし

☆内蔵波形、プリセットの傾向
鋸波・矩形波・PWM

☆エディットの自由度と可能性
モジュラーシンセだからいくらでも・・と思うと大間違いで、
兄弟のMS20に比べると機能は大幅に少ない。

☆拡張性
MS50やMS20と合体すると凄い事になる。

☆あなたにとっての長所
小さい。カッコイイ。KORG35フィルターの荒い音はなんとも言えず気持ちいい。
他のモジュラーシンセと合体したり、エフェクターにもなる。

☆あなたにとっての短所
MS20やMS50と比べてあまりにもプア。単体ではたいした音が作れない。

☆その他特記事項
普通なら、MS20を選んだ方が無難。
出物があったり、形にほれた・・どうしても欲しい・などの場合を除いてあまりお勧めできない。
モジュラーシンセとしてはMS20の方が全然遊べる。
でも、小さいのが好きな場合や、他にも何台も持っている場合はお勧めかも・・
MS20より市場価格はかなりやすいから。
ちなみに、CVはリニアじゃないので一般のシンセとそのまま繋がらない。
OSCはモデュレーション入力がリニアっぽいのでそちらでゴマカスという手もあり?

☆投稿して下さった方


EX8000

☆音源方式
ハイブリット

☆同時発音数
8ボイス

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
デジタルディレイ

☆内蔵波形、プリセットの傾向
16種類のデジタル波形

☆エディットの自由度と可能性
一般的なアナログシンセ程度。モデュレーションは弱い

☆拡張性
カセットインターフェース付き(・・・)

☆あなたにとっての長所
アナログからデジタルへの過度期のシンセで、OSC、コントロール関係はデジタルで、
フィルタ・アンプはアナログ。音はアナログっぽい音。フィルターはアナログだから当たり前。
OSCはデジタルだがPCMとは違う趣のあるもの。
安定しているし、ユニゾンモードはかなり分厚い音が出てよい。
また、デジタルディレイも(チープな)リッチサウンド(?)がよい。

☆あなたにとっての短所
デカイ。奥行きがありすぎる。音色に名前が付けられない。

☆その他特記事項
一般的にはローランド物に比べ人気はいまいち。ちょっと癖があるから嫌いな人は嫌いかも・・
でも、はまるといいです。値段も手ごろだし・・

☆投稿して下さった方


ELECTRIBR-R (ER-1)

☆音源方式
PCM + アナログモデリング

☆同時発音数
PCM   ...不 明
モデリング...モノフォニック

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
ディレイのみ

☆内蔵波形、プリセットの傾向
PCM部分は808&909系。
他は自分で作るので限りなく作れる!
プリセットのパターンは諸々。ダンス系です。

☆エディットの自由度と可能性
それはさておき、SEまで結構つくれる。
http://www.progre.com/syn/ER-1/で公開中。
リズムマシンと思って買うとうれしい誤算が...。

☆拡張性
オーディオインが2つある。
EA-1(303モドキ)とつなぐとハッピーになれる。

☆あなたにとっての長所
最初は猿状態でこれ単体で遊んでましたが、
現在は「リズムパート打ち込み機」と化しています。
EOS(B900以前)とか808系って打ち込み機には最高!
で、とにかく値段が安かったのも○。

☆あなたにとっての短所
おもわず衝動買いさせられたこと。
リズムマシンでも「モノフォニック」はつらいっす。
あと、操作性をもう少し良く(シフトキー押しながら...とかは嫌!)
コルグにしては音が細い気がするのは私だけ...?

☆その他特記事項
1台あって損はさせません...って感じです。
シーケンサも内蔵してますが使ってません。
ホントはEOSのシーケンサだけ切り売りしたものが個人的には欲しい。

☆投稿して下さった方


TRITON (+MOSS +SCSI)

☆音源方式
HI (Hyper Integrated)音源 48Khz + MOSS(OPT) + Sampler

☆同時発音数
HI -> 62音ポリ
MOSS -> 6音ポリ

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
5インサートエフェクト、2マスターエフェクト
総エフェクト数102。さらに3バンドEQ(ステレオ)付き。
サンプラー機能を生かしたボコーダもあります。
コンプまでついてもう何も言うことないです...。

☆内蔵波形、プリセットの傾向
今までのコルグとは方向性が異なる気がします。
特に、ダンス、ヒップホップとか系の音が強化されてますね。
逆に「荒いブラス&ストリングス」とかが聴けなくなって少し寂しい。
それと、リード系の音が標準ではいまいちなので、MOSSボード
を載せないと面白くないです。なお、サンプリングレートが上がった
ためか「なめらか」になっていますがそれをコンプで補ってる感じ。

続いてMOSSボードですが、「これを載せなきゃTRITONじゃない!」
という感じ。ハデハデなリード音から、タルカスもどきの音まで...。
リボンコントローラ併用してもよし、コンビでHI音源と組んでもよし。
Wアルペジエータで遊んでもよし...という感じ。
クラシック系の音は何故か少ないですね。おそらく、オプションの
カード(というか完全にメモリ)を買ってくれって感じでしょうか。

最後にサンプラー。
これは何も音がついてないのでもちろん、自前で用意します(苦笑)
マイクを背面の音声入力に差し込めばボコーダにもなるし、
Mac上で丹念にエディットしたaiffファイルも読めてよいです。
音質は非常にクリアな音質で良く出来ていると思います。

☆エディットの自由度と可能性
Wアルペジエータ搭載なのですが、完全にこれが「フレーズ発生装置」。
若しくは「仮想リズムマシン」。
おまけに4つのつまみで「カットオフ」「レゾナンス」「リリース」など
がリアルタイムに変えられる点が良いです。
さらにサンプラーも標準装備(16MB)。
最高で32MBまで増やせます(Mac or Winで使用されている72PinのSIMM
を使用します。EDOでも FastPageでも可、2枚組でなくても大丈夫です)。
そしてオプションのSCSIを追加すればAKAIのサンプルも読める!

☆拡張性
あえて厳しいことを言えば、ローランドが拡張ボードを8枚載せられるんだから、
コルグも対抗して16枚くらい載せられるようにすればよかったのに...
(ボード1枚あたりの単価もローランドの半分以下ですし)。
やはり、2枚は寂しいです。

☆あなたにとっての長所
もう何も言うこと無いです...ハイ。

☆あなたにとっての短所
機能が多すぎること。覚えるのが大変...。
それから、FDはもういらないのでZipドライブを標準装備してください。
64M分もFDからロードするの大変だから...。

☆その他特記事項
とにかく機能が膨大。何から触ればいいのだか...という感じ。

●購入にあたって...
実はMOSSボードもセットで買ったのですがナント!不良品を買ってしまいました。
しかし、その後のサポートが良かったのでレポを。
FDから音色をロードしたんですけど「音が出ない」んです...。
(参考までにボードには「X-4」と書いてありました。
そして、新しく送られてきたものには「X-5」と書いてあります。)
ていうのが症状だったのですが、(株)コルグ営業のWさん、それから
購入したKeyのKさん(←無理な値引きしてくれてすみません)のおかげで
翌日には新しいMOSSボードが自宅に到着して使えるようになりました。
どうもありがとうございました。

☆投稿して下さった方


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