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分周方式という音源方式を採用した"Solina"が代表的。
初期のポリフォニックシンセサイザーにはこの方式が多かった。(Moog PolyMooog ,KORG PSシリーズなど)
同機のサウンドはアニメ「機動戦士ガンダム」(TV、劇場版共)にてストリングスとして使用されている。
SolinaはARP社だとの情報もあるが、ARPが米国でSolinaを売ったらしいです。ARP名義で売ったとか.....

情報提供 : xx


Solina Strings Unsamble

☆音源方式
分周方式
最上部の1オクターブに対応する発振器を装備し、それ以下の部分は周波数を
1/2(1オクターブ下)にするフリーケンシー・ディバイダー(周波数分割器)で音程を得る方式。
2回分周すれば2オクターブ下の音、3回分周すれば3オクターブ下の音が得られる。
12台の発振器で全鍵発音でき コストダウン出来るなどのメリットがある。
デメリットは、オクターブの音程で弾くと音程がぴったり揃ってしまう、ボイス毎の処理が難しいなど。

☆同時発音数
49音(基本的に全鍵盤でるが音が濁るので2〜3音が限界??)

☆内蔵エフェクトの性能と傾向
無し

☆内蔵波形、プリセットの傾向
70年代前半の機種でViolaやViolinの類の専門。
今で言うSprit機能のようなモノがあり低音鍵盤部分ではCello、Contrabassなどの低音弦楽器もでる。

☆エディットの自由度と可能性
スライダーでサステインの調整が可能。
チューニングもツマミで変更可能。

☆拡張性
全くなし。

☆あなたにとっての長所
長所としてはSolina単体では寝ぼけたパッド系になるのでエフェクター(フランジャーorフェイザー)
などを多用して今風の音にするのが気に入っている。
最近のシンセの中にあると異様に存在感がある。<長所には関係ないか

☆あなたにとっての短所
MIDIが付いていない。(笑)
過去にMIDI取り付けの改造を行おうとしたがMIDI取り付けだけに20万以上かかる模様
鍵盤引けない打ち込み屋さんは長所で書いたような使い方がお薦め。

☆その他特記事項
滅多に手に入らないので好む方がいらしたら即買うべきです。

☆投稿して下さった方


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